decci | デザインについて
東京大田区にある木の工房デッチです。木の家具を作っています。オーダーメイドはもちろん、修理も承ります。家具に限らず、木で作れるものはなんでもお作りし、内装などもやらせて頂いています。
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Designing furnitures
noguchi

デザインについて

家具のカタチについては、いつもどうしたらいいか?と考えています。

とても難しい。

デザインの能力

前職でグラフィックやWebデザインをしていたので、2次元のデザインについては自分の中で考えがまとまっているつもり。ようはデザインとは情報整理だと思っています。

つまり、文字やグラフィック、色、クライアントの要望、ターゲットの好みなど、素材となる要素がずらーっとあります。それらの情報を整理し、1番伝えたい情報は何か、次に伝えたい情報は何か、というように順番を整え、なるべくすっとそれを見た人に伝える。

そこにはデザイナーの好みが入り込む余地はないです。むしろそういったものは邪魔で、その物すべての要素が、伝えたい事の方向を向いている。それを見たら一瞬でそれが何か、なぜか判ってしまうというのが良いデザインだと思いますし、たくさんの要素を把握し、処理する事が出来る情報処理能力がデザイナーの能力だと思います。

家具のデザイン

家具とは何か、色々な答えがあるかと思いますが、私は家具とは暮らしの道具であるという答えが今の所しっくりきます。

家具が道具である以上、機能は最低限必要なものです。かつその機能は幾度の使用に耐え続けられる必要があります。

僕の場合、使う素材は木がメインですから、最低限必要な機能に木という素材が追加されます。木でその機能を満たさなければいけません。木でその機能を満たすにはどうすればいいかと考えます。

という感じで、今まで培ったデザインプロセスを家具に当てはめてみるのですが、おそらく私はまだ機能と木という組み合わせで発生する要素を、把握しきれていないんだと思います。そこで悩んじゃう。

ある機能を満たす方法はひとつではありませんし、木自体の性質も様々です。私の使う木の種類は5、6種類なので、それらを使い続ける事で、性質を徐々に理解していくと思います。機能を満たす方法も、作り続ける事で経験を積み、こういうことなんだと理解できると思います。

なので、今はまだ日々勉強ですが、無理矢理まとめますと、

「家具とは暮らしの道具である。 道具たるもの、使いやすく頑丈で長持ちするほうがいい。」

基本的にはそんな考えで作っています。

なにぶん、自分には彫刻して装飾を施す技量もないし、なめらかな曲線を生み出す設備、機械もありません。なので、自然と直線の多いシンプルな作りのものになるのですが、自分に出来る事をやり、少しでも良い物をと思います。