日々の思った事を書いています。
ペーター・ツムトア「空気感(アトモスフェア)」という本を読みました。 私はツムトアよりもズントーという読み方のほうが慣れてしまっているので、ズントーと呼びます。 私の好きな建築家です。 もし私が大金持ちになったら、木工という仕事を選んでしまったので、お金には縁のない一生だとは思いますが、もし私がすっごいお金持ちになったら、ズントーに建築を依頼するというのが夢なんです。
早川謙之輔さんの本が面白かったので、2冊目を読みました。 「木工のはなし」という本です。 早川さんの本を読んでいると、背筋が伸びます。 早川さんがとても謙虚なのもあるのですが、木工をするとはどういうことなのか、木とはなんなのか、考えさせられました。
赤漆文欟木御厨子と書いて、「せきしつぶんかんぼくのおんずし」と読みます。まるで何かの呪文みたいですが、これは正倉院にある昔の日本の家具の名前です。
何が私の得意かと聞かれたとき、色彩感覚かなと思うのです。木工をはじめる前は、映像やデザインの世界で生きていたので、配色や色感情についてはいつも考えていました。