桐箪笥のリメイク
桐たんすを仏壇にリメイクしました。
この桐たんすはお客様のお母様が使われていたもので、亡くなられてお客様の元にやってきたものでした。
形見の家具で仏壇を作るなんて粋ですよね。
また、この桐たんすは、私に桐たんすの事を教えてくれた師匠が、まだ若かりし頃30年近く前に納めたものでもありました。
そんな縁のある桐たんすだったので、気合を入れてリメイクしました。
桐たんすのリメイク
桐たんすを3連チェストにリメイクしました。
この桐たんすはお客様のお母様がお祖母様から買ってもらった物だそうで、お母様が亡くなられたため、その桐たんすを大切に使っていこうと決めたそうです。
最初のお問い合わせ時では、桐たんすを分割して、高さを揃えて横並びに置きたいというご希望はありましたが、どのように仕上げるかなど細かい部分は検討中でした。
予算を踏まえていくつかご提案し、メールでやり取りをしながら徐々に決めていきました。
座卓リメイク
立て続けに座卓リメイクのお仕事をさせていただきました。
こちらのお客様も座卓をリメイクしたいと問い合わせをいただき、まずは写真を送っていただき、こちらからデザインとお見積もりを提案させていただきました。
写真を拝見した時から立派な座卓だなと思っていたのですが、実際に届いてみると写真以上に立派な座卓でした。
脚の太さもさることながら、天板も厚い一枚板。
座卓リメイク
以前、仏壇をリメイクしたり、花台を修理したお客様からのオーダーで、今回は座卓をダイニングテーブルにリメイクしたいとのことでした。
リメイク前の座卓は経年の狂いと、接着剤の劣化により、ガタガタの状態でした。
いつもの手順なのですが、一度全てバラし劣化した接着剤を削り落とし、狂った接着面の角度を調整し、再度接着し直します。
リビングの扉、窓の縁側台、洗面台も、それぞれラワン古材を使っています。
ラワンというと、下地のイメージが強く、家にはたくさん使われていますが、なかなか表には出てこない材です。
そのラワンをこの家では化粧として使っているのです。
建築家ならではの素材の使い方だと思います。