2022, exhibition
展示会
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アーティスト達と
私の工房の近くにある南製作所ギャラリーにて、作品を展示させていただきました。
南製作所ギャラリーは、その名前の通り、元々工場でした。
オーナーの父親が経営していた工場を、取り壊したくないとの思いで、今はギャラリーとして運営されています。音楽のライブや、アートの研究会などいろいろな催しがあって、私も普段から刺激をもらうのにお世話になっています。
そんな南製作所ギャラリーさんからのお声かけで、急遽、グループ展に参加することになりました。大田区オープンアトリエという企画で、大田区のアート関連の施設が連動して、その期間は大田区の様々な場所でイベントが催されます。
南製作所ギャラリーでは、大田区で活動されている作家さん3名の展示がされる予定でした。そこに私が加わった感じです。
idea
今回のデザインのテーマは、柔らかいモダン。
今までのお客様にお作りしたものは、どれも丸みのある家具でした。
なので、今回も丸みをつけたのですが、ダイニングに置くとのことで、ある程度の緊張感も持たせたかった。
丸みがあって、かつモダンな形を目指しました。
challenge
結局3点の家具を大きな1枚板から作ったのだけど、このサイドボードが一番手間をかけて作ったものです。
内部も背板以外は台湾ヒノキの無垢材で、贅沢な作りになっています。
厚みが50mmある天板と、木目のつながった扉。引き出しは2杯つけました。
取手も台湾ヒノキの削り出しです。
material
大きな一枚板をカットしてみると、ヒノキの芳醇な匂いがパーッと広がりました。
日本のヒノキよりも、油分が多く匂いが強い気がします。
台湾ヒノキは、今では伐採禁止となっている貴重な木材で、首里城の材料としても使われているそうです。