桐たんすをリメイクしました。
桐たんすのリメイクに関して、それなりに思いがあるのですが、それは長くなるので、ブログ「桐たんすのリメイク」に書かせてもらいました。
ここではどうリメイクしたかの説明にとどめておきます。
和の桐たんすに、洋の雰囲気を足して、和洋どちらでも使え、現代の生活習慣に合わせるというのが目標でした。
まず桐たんす自体の基本的な修理を施しました。金具をすべて外し、塗装を落とし、鉋がけをし、隙間を埋めてあります。
その上で、脚を付けて箱自体をあげました。脚自体の木も捨てられる家具からとったもので、樹種はおそらくサクラだと思います。
そして脚の先にはアジャスターを埋め込み、脚の長さを微調整できるようにしてあります。
和風の引き戸金具や、引出しの取っ手は取り外し、取り外した後の穴を埋め、金物は木で作り替えました。紫檀を使いました。
天板には紫檀を板を埋め込み、物を載せても傷がつかないようにしました。天板の補強も兼ねています。
塗装は、砥の粉仕上げのあとさらにセラウッドで塗装してあります。
2つのチェストを重ねても、横に並べても使えます。
見付の赤が印象的ですが、これはもともと塗られていた漆です。
w121cm × h72cm × d46cm
¥78,000
桐、紫檀、サクラ