実家にある座卓をリメイクして、新居のダイニングテーブルとして使いたい、というお客様からのご依頼がありました。
ご実家が遠方だったのですが、ちょうど正月で帰省された際に写真をお願いし、まずは写真を送っていただきました。
立派なケヤキの座卓でした。
写真を見ながら、デザインとお見積りをしました。
なるべく元の形をいかしつつ、小さいお子さんがいるとのことで、天板の角と、脚の外側の角は丸みをつけました。
脚だけ、新たに作り、テーブル金具で固定する方式に。
幕板を金具に合わせて、厚みと幅を持たせました。
天板は一度全部バラして、留の角度を修正してから、再接着。
塗装はすべて落として、着色せずにそのままセラウッド塗装です。
天板の1枚板には節があって、穴が空いていたので、その穴は樹脂で埋めました。
ケヤキの力強い木目もまた良いですよね。
今回のリメイクにあたり、脚はすべて新しい材料で作りなおしたので、元の脚がそのまま残っていました。
その脚も使って、何か作りたいとのことで、小さな座卓とスツールを提案。
小さな座卓を作ることになり、新たに天板と幕板をケヤキで作りました。
お子さんが勉強できるように、高さを少しあげて欲しいとの要望を受け、脚の先にブロックを足してかさ上げしてあります。
勉強するなら、小さなぐらつきも気になるだろうと、アジャスターも埋め込みました。
w145cm × h71cm × d75cm
¥250,000
ケヤキ